製薬医学用語集
- ピーク濃度(Cmax)
- Cmax
最高血中濃度。医薬品を投与した後、血中濃度が最大に達する値を指す。医薬品の吸収速度や体内動態を評価する上で重要な指標であり、特にヒトでの投与量を決定する目的で行われる第I相試験では安全性データを解釈する際にも重要なデータとなる。医薬品によってはCYP3A4を強く阻害する薬剤と併用することで当該医薬品のCmaxが上昇することなどもあるため、特性を踏まえた上で薬物-薬物相互作用試験などにより、評価が必要となることもある。なお、正式な表記では"max"は下付きとなる。










