製薬医学用語集
- 増分費用効果比(ICER)
- incremental cost-effectiveness ratio
- ICER
新規医療技術の導入による費用の増加分を、得られる効果の増加分で割ったもの。
例えば、新たな治療により比較対照と比べて200万円余分にかかるが、0.5年間の延命が期待できれば、ICERは200万円/0.5年=400万円/年となる。これは「追加的に1年間生きるのにあと400万円かかる」と解釈できる。ICERの値は小さければ小さいほど、費用対効果がよい。
新規医療技術の導入による費用の増加分を、得られる効果の増加分で割ったもの。
例えば、新たな治療により比較対照と比べて200万円余分にかかるが、0.5年間の延命が期待できれば、ICERは200万円/0.5年=400万円/年となる。これは「追加的に1年間生きるのにあと400万円かかる」と解釈できる。ICERの値は小さければ小さいほど、費用対効果がよい。