第13回日本製薬医学会年次大会

プログラム

大会長企画 特別講演・シンポジウム

製薬医学2030(展望と提言)

基調講演:『日本の課題と挑戦』
<座長>

芹生 卓APCER Life Sciences 京都薬科大学

<演者>

黒川 清プロフィール政策研究大学院大学 名誉教授、特定非営利活動法人 日本医療政策機構 代表理事

特別講演:『2030年を見据えた医薬品臨床開発』
<座長>

小居 秀紀国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 病院 臨床研究・教育研修部門 情報管理・解析部

<演者>

山本 晴子独立行政法人医薬品医療機器総合機構 医務管理監・理事長特任補佐

大会長講演:『製薬医学2030:医療が多様化するデジタル社会を迎えて』
<座長>

岩本 和也日本製薬医学会

<演者>

芹生 卓APCER Life Sciences 京都薬科大学

『Emerging Drugs for 2030』

【背景】
従来の常識では医薬品としての製造・開発が困難であった遺伝子・細胞・高分子を用いた新しい医薬品が実用化されつつあり、今後の医療に革新をもたらすと期待されています。一方で、新しいモダリティの利活用を広く普及させるためには、解決しなければならない課題が存在することも事実です。日本における2030年の将来展望を考える上で、新しいモダリティを育成することは、いまだ満たされない医療ニーズを充足させるためにも有効な手段であり、課題克服に向けた、医療界全体での取り組みが望まれています。

【目的】
新しいモダリティの医薬品に関する最新情報を共有し、日本における将来展望・課題を整理した上で、日本の製薬業界が貢献するために必要な対策を議論します。

【内容】
各モダリティにフォーカスした企業から最新の技術動向・将来展望・課題をご発表いただき、全体討論で更なる発展に向けた課題の克服について議論します。

【キーワード】
核酸医薬、細胞治療、遺伝子治療、ワクチン、モダリティ

プログラムリード:安藤 博司、芹生 卓

<座長>

秋永 士朗ナノキャリア株式会社

安藤 博司ジェンマブ株式会社

<演者>

石毛 清貴PwCコンサルティング合同会社

田原 栄俊広島大学大学院大学院医系科学研究科 細胞分子生物学研究室

中井 浩之米国オレゴン健康科学大学 医学部

林 成晃株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング

『2030未来予想図 ~日本におけるDXの現状と課題~』

【背景】
IT技術の医療応用が検討ならびに現実化されている中で、本邦では2017年に厚生労働省がデータヘルス改革推進本部を設置し、最近では新型コロナウイルスの感染拡大を契機にオンライン診療の規制緩和が進められる等、医療に関わるデジタルトランスフォーメーション(DX)が進められています。しかしながら諸外国と比べ日本の医療DXが十分に進んでいるとは言えない状況と考えられています。医療に新たなIT技術を実装化する上では、テクニカルな課題とは別に、今までとは全く異なるレベルで生じ得る、新たなイノベーション及び価値観の変容等を受け入れる環境を整備/醸成することも重要となるため、文化や心理社会的な側面、規制、ビジネスモデルの変革など多岐に渡る実践的な課題を理解する必要があります。

【目的】
本邦における医療DXの進捗およびその現実的な課題を多角的に整理し理解する機会としたい。また、本セッションが、本年年会の関連するプログラムにて討議するデジタル化と医療に関するディスカッションをより円滑にすすめることを期待する。

【内容】
医療DXに関する専門家や規制関係者から実践的経験を踏まえ課題と展望を示していただき、総合討論にて課題を更に深く確認し理解を深めます。

【キーワード】
デジタルトランスフォーメーション、規制緩和

プログラムリード:宇佐美 智浩

<座長>

岩本 和也日本製薬医学会

小森 英寛塩野義製薬株式会社

<演者>

並木 将央株式会社ロードフロンティア 一般社団法人AI・IoT普及推進協会

松本 崇志EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社

福島 一生EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社

<コメンテーター>

中江 文PaMeLa株式会社

『Be a global leader for creative disruption: Globalizing and harmonizing an organization in pharmaceutical companies』

【Background/Obejctive/Contents】
Patients waiting for new medicines exist across all over the world regardless of country. Delivering innovative new medicines developed at great cost and time to as many patients as possible is pharma’s mission. Pharmaceutical companies are driving globalization & harmonization to accomplish the mission. However, due to differences in culture, language, geographical distance, regulations, etc., globalization & harmonization is not always being promoted efficiently.

During this session you will learn about,
-The reasons for globalization & harmonization of organizations in pharmaceutical companies
-The process of engaging in creative disruption-Sustaining and reinforcing the changes made to create a new cultural norm in a global environment
-The required talent in global organizations

【Key Words】
Globalization, Harmonization, Leadership, Pharmaceutical Industry

Program Lead:Satoshi Yamanaka

<Chair>

Taku Seriu, MD, PhDAPCER Life Sciences / Kyoto Pharmaceutical University

Sakura Iizumi, MD, PhD, MBATakeda Pharmaceutical Company Limited Japan Oncology Business Unit Medical Affairs

<Speaker>

Mirza I. Rahman, MD, MPH, FAAFP, FACPMPresident-Elect of the American College of Preventive Medicine, Retired Senior Vice President & Chief Global Pharmacovigilance Officer

Tomoko Maeda-Chubachi, MD, PhD, MBANovan, Inc

Ken Ogasawara, PhD, MPHBristol Myers Squibb

Stewart Geary, MD (Special remarks)Eisai Co., Ltd.

『Medical Doctor Forum』

【背景・目的・内容】
近年、医師のキャリアパスは多様化している。所属する医局によって選択肢が受動的に制限されていた状況は過去のものとなった。医師自らが能動的に選択できるキャリアパスのひとつに製薬企業での活躍がある。しかし、欧米と比べて日本では製薬企業における医師の貢献の大きさや、職業としての魅力が十分に認知されていない。

企業に入社すると多くの医師が会社員としての職業経験に戸惑う。また一定の年数を経験した医師であっても、キャリアの各ステージを成長の機会としてとらえるには、客観的な立場からのメンタリングが必要かもしれない。

本企画では製薬企業で活躍する第一線の医師3名の講演とパネルディスカッションを行う。講演1では医薬品能力開発促進機構(DDCP)のMD communityで行ったアンケート調査の結果を発表する。講演2、3では演者が歩んできたキャリアパスが紹介されるが、これから企業での活躍を夢見る次世代の医師にとって心強い道標となるだろう。本プログラムが、企業の枠組みを超えた医師のつながりを生み、お互いのキャリアについて話し合うきっかけとなれば幸いである。

【キーワード】
医師、キャリアパス、選択肢、製薬企業

プログラムリード:久我 敦

<座長>

久我 敦武田薬品工業株式会社

<演者>

井筒 美和武田薬品工業株式会社

金子 健彦Heartseed株式会社 東北大学

白沢 博満MSD株式会社

医療が多様化するデジタル社会

特別講演:デジタルトランスフォーメーション時代の精神医学の展望

TBD

<座長>

宇佐美 智浩サイネオス・ヘルス・コマーシャル株式会社

<演者>

岸本 泰士郎慶應義塾大学医学部 ヒルズ未来予防医療・ウェルネス共同研究講座 特任教授

『治療用アプリ(DTx=デジタルセラピューティックス)の普及に向けて』

【背景】
米国で最初の治療用アプリが承認されてから10年が経過した2020年、日本で初めての禁煙治療用アプリが承認されました。規制当局も審査制度、体制の整備を進めており、ガイドラインの発出、2021年には専門窓口が設置されるなど、最先端のプログラム医療機器の早期実現化を推進しています。2022年の診療報酬改訂では治療用アプリなどのプログラム医療機器を使用した診療を評価する項目が新設されました。2030年にむけて国内のDTxの市場は本格化すると予測されており、今後、製品の開発が活発化すると予測されます。

現在、各社の製品の研究、開発が進んでいますが、テクノロジー企業が単独で開発するだけでなく、製薬企業がこれら企業と共同で開発するケースや、海外で上市された製品を導入するケースが見られます。一方で、開発計画を立案する上で医療機器の該当性やマネタイズに悩まれている開発担当者が多数存在しており、開発を進めるうえでの課題も多いのではないのでしょうか。

【目的】
DTxの国内での最新の動向を共有し、医薬品とテクノロジーの共存により生み出される新しい価値を議論します。

【内容】
認知行動療法や行動変容を促すことで治療効果が得られるDTxは、有効性において臨床的意義を得るには医薬品とは異なった視点からのアプローチも必要になると考えられます。既に先行して開発を進める企業から、開発エピソードやDTxの上市に向けた課題についてご発表いただき、2030年に期待されるDTxのポジショニングを討論します。

【キーワード】
治療用アプリ、DTx、デジタルセラピューテッィクス、プログラム医療機器

プログラムリード:三友 周太

<座長>

小林 博幸塩野義製薬株式会社

三友 周太CMIC株式会社 企画推進本部

<演者>

宮田 尚株式会社CureApp

市川 太祐サスメド株式会社

南雲 俊一郎株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 日本デジタルヘルス・アライアンス事務局

製薬医学会『グラフィックレコーディング』

【背景・目的・内容】
グラフィックレコーディング(通称グラレコ)とはPresentationやDiscussionをキャッチーな言葉と絵で描き表し、会全体の大まかな流れを記録する技法で、記憶の記録とも言われます。グラレコは1970年代のアメリカでシステム開発時のチームビルディングのツールとして生まれました。

グラフィックレコーダー目線で描き表すこともあり議事録本来の役割とはまた別ですが、グラレコの良さや強みは、話している人の感情やその場の雰囲気/温度感を絵で表すことで、時間が経過してもその時の情景が瞬間的に思い返す事が出来るため、考えの振返りや会議後のサマリーにも使えます。また一覧性が有る事を活かし会議に参加できなかった人へグラレコを見せながら全体像を伝える資材にも有用です。文字にすると思考が硬直化しますが、グラレコは余白(思考の広がり)を持たせ続ける事ができます。そのため、文字だけでは伝わり切れない部分をグラフィカルに表すことで理解の深まり・共感・新たな発想に繋がる事も期待できます。

製薬医学会では2019年よりグラフィックレコーダーとして参加させて頂き、27名の諸先生方のご講演をグラレコさせて頂きました。Value Based Medicine とリアルワールドエビデンス・疾患レジストリ、そして2年前からCovid-19に関するご講演を中心にグラレコをさせて頂きました。様々なトピックをグラレコさせて頂き私自身にとって非常に多くの学びと経験を積ませて頂いております。その年その年の状況や諸先生方の取り組みを、グラレコという新しい共有方法で製薬医学会にお役立てが出来るように精一杯努めてまいりました。今年度は2030年の製薬医薬について、どのようなお話がされるのかわたくし自身非常に楽しみにしております。今年度のお話が実際2030年を迎える年にもしグラレコをご覧頂く事がございましたら、その時と今を比較しながら2030年以降の製薬医薬にもお役立てできる様な作品となれば幸いでございます。

グラフィックレコーディングのご相談・お問合わせ:下記QRコードから御連絡下さい。

第10回年次大会グラフィックレコーディング

第11回年次大会グラフィックレコーディング

第12回年次大会 グラフィックレコーディング

グラフィックレコーディングリード:吉川 観奈

吉川 観奈グラフィックレコーダー

『未病/早期診断に挑むプログラム医療機器』

【背景・目的・内容】
人々の生活をより豊かにするために、最新の科学技術を用いた試みが医療を含む多くの分野で行われている。特に医療においては、IT/Digital技術の医療機器への応用(SaMD:Software as a Medical Device)が近年進んでおり、当該分野は成長分野として世界的に注目を集めている。従来の医薬品・医療機器にはない価値がSaMDにより創出される可能性があるため、医療機器メーカーのみならず、事業ドメインの一つとして展開する製薬企業も出現している。そのため、欧米中国などの一部の国は医療機器研究開発に大きなリソースをかけて、様々な疾患領域において事業を進めている。一方、リソースに限りがある本邦においては、2030年の将来展望を見据えて戦略的に支援分野の重点化/ポートフォリオを検討し、海外競合先との競争に対応(=実用化)していくことが望ましいとされている。以上のような背景において、発症・重症化前に治療を行うことを目的とした未病/早期診断に挑む医療機器開発は日本が高い競争力ポテンシャルを持つ分野として高い注目を集めている。実際に、認知症や心血管病などの疾患領域において未病/早期診断を目指すSaMDの開発に多くの企業が取り組んでいる。他方で、SaMD開発を進めるに当たり種々の課題(企業間連携、標準化、承認申請など)があることも明らかになった。

既に先行して開発を進める企業に臨床展開に向けた経験や課題を本セッションで共有いただく。整理された現状と課題をもとにSaMD上市に伴う医薬品市場拡大の可能性を演者と聴講者で討論を行う。

【キーワード】
未病、早期診断、SaMD、医療機器プログラム

プログラムリード:大村 淳一

<座長>

高橋 希人株式会社ボナック 日本製薬医学会

藤原 崇志経済産業省医療・福祉機器産業室

<演者>

徳本 直紀株式会社Splink

小川 晋平AMI株式会社

多田 智裕株式会社AIメディカルサービス/ただともひろ胃腸科肛門科

藤原 崇志経済産業省医療・福祉機器産業室

製薬医学会『グラフィックレコーディング』

【背景・目的・内容】
グラフィックレコーディング(通称グラレコ)とはPresentationやDiscussionをキャッチーな言葉と絵で描き表し、会全体の大まかな流れを記録する技法で、記憶の記録とも言われます。グラレコは1970年代のアメリカでシステム開発時のチームビルディングのツールとして生まれました。

グラフィックレコーダー目線で描き表すこともあり議事録本来の役割とはまた別ですが、グラレコの良さや強みは、話している人の感情やその場の雰囲気/温度感を絵で表すことで、時間が経過してもその時の情景が瞬間的に思い返す事が出来るため、考えの振返りや会議後のサマリーにも使えます。また一覧性が有る事を活かし会議に参加できなかった人へグラレコを見せながら全体像を伝える資材にも有用です。文字にすると思考が硬直化しますが、グラレコは余白(思考の広がり)を持たせ続ける事ができます。そのため、文字だけでは伝わり切れない部分をグラフィカルに表すことで理解の深まり・共感・新たな発想に繋がる事も期待できます。

製薬医学会では2019年よりグラフィックレコーダーとして参加させて頂き、27名の諸先生方のご講演をグラレコさせて頂きました。Value Based Medicine とリアルワールドエビデンス・疾患レジストリ、そして2年前からCovid-19に関するご講演を中心にグラレコをさせて頂きました。様々なトピックをグラレコさせて頂き私自身にとって非常に多くの学びと経験を積ませて頂いております。その年その年の状況や諸先生方の取り組みを、グラレコという新しい共有方法で製薬医学会にお役立てが出来るように精一杯努めてまいりました。今年度は2030年の製薬医薬について、どのようなお話がされるのかわたくし自身非常に楽しみにしております。今年度のお話が実際2030年を迎える年にもしグラレコをご覧頂く事がございましたら、その時と今を比較しながら2030年以降の製薬医薬にもお役立てできる様な作品となれば幸いでございます。

グラフィックレコーディングのご相談・お問合わせ:下記QRコードから御連絡下さい。

第10回年次大会グラフィックレコーディング

第11回年次大会グラフィックレコーディング

第12回年次大会 グラフィックレコーディング

グラフィックレコーディングリード:吉川 観奈

吉川 観奈グラフィックレコーダー

日本製薬医学会 部会企画シンポジウム

日本製薬医学会・国際製薬医学会(IFAPP)共催

『Data-driven research and ethics データ駆動型研究の推進と倫理』

【背景】
近年では、リアルワールド・データ、疾患レジストリ、AI開発、ヘルスデータベースやバイオバンクの構築など、大量のデータを活用する研究開発が推進され、国内外で「データ共有」が広く推進されています。その一方で、欧州連合(EU)の一般データ保護規則(GDPR)に対応する日本国内での個人情報保護法改正、倫理指針改正など、個人のプライバシー保護のための国内の規制環境も整備され、世界医師会による国際的倫理基準も大きく変貌しています。

【目的】
本課題についての国際製薬医学会(IFAPP)成果を発表するとともに、データ駆動型研究の実態・未来像及びプライバシー保護のための規制・倫理基準を正確に認識し、直近の問題解決となる方向性を明らかにするとともに、2030年のデータ駆動型医療環境へと向けた提言について議論します。

【内容】
医薬品開発・承認、倫理指針に基づくデータ駆動型研究(AI研究、レジストリ研究、リアルワールドデータを扱う研究など)、プライバシー保護に関する世界的法制度や国内規制について造詣が深く実務経験も豊富な発表者を招いて実質的に課題の解決となる論点について議論します。

【キーワード】
リアルワールド・データ、プライバシー保護、ヘルシンキ宣言、台北宣言、GDPR、GAFA

プログラムリード:栗原 千絵子、松山 琴音

<座長>

栗原 千絵子神奈川歯科大学

松山 琴音日本医科大学

<演者>

三村 まり子西村あさひ法律事務所

加藤 智子サノフィ株式会社

栗原 千絵子神奈川歯科大学

製薬医学安全性部会

『デジタル社会における医療コミュニケーションの課題と展望』

【背景・目的・内容】
医薬品の適正使用を推進し、治療ベネフィットを最大限にするために、患者さん、医療関係者、製薬企業、規制当局といったステークホルダー間で医療情報が正しくタイムリーにコミュニケーションされることが重要です。従来は医療従事者と患者さんの対人でのコミュニケーションが基本でしたが、コロナ禍において電子媒体やインターネット、マスメディアなどを介したコミュニケーションが活用されるようになり、手段の多様化が進んでいます。

コミュニケーションの結果は患者さんの意思決定や行動に大きく影響します。当セッションでは、テクノロジーが進化する中でのコミュニケーションのあり方を、社会問題や企業事例を踏まえて考えるとともに、コミュニケーションの定量的な効果測定の手法についても取り上げ、今後の課題と展望について討論する予定です。

【キーワード】
医療コミュニケーション、医療情報、手段の多様化、効果測定

プログラムリード:青木 文代、阿部 一典

<座長>

前田 玲イーライ・リリー株式会社

三木 敏一般社団法人PPI Japan

<演者>

内野 三菜子医師 放射線腫瘍学専門

桜井 なおみ一般社団法人CSRプロジェクト 一般社団法人全国がん患者団体連合会 一般社団法人PPI Japan

<コメンテーター>

森 和彦日本製薬工業協会 一般社団法人PPI Japan

製薬医学教育部会・医薬品開発能力促進機構(DDCP)共催

『研究者・医師が製薬企業で専門性を活かして医療に貢献するために』

【背景・目的・内容】
近年では、研究者としてアカデミアで経験を積まれた方、また臨床医として病院で研鑽を積まれた方が製薬企業をはじめとした企業で働く機会や自ら起業される方が増え、キャリアの幅が広がってきている。

JAPhMed教育部会、DDCP共催で製薬企業経験10年以上の研究者、医師の方を対象にアンケート調査を行い、どんなことに悩み、どんなことにチャレンジしながら企業で経験を積み、今何を目指しているのか明らかにしたい。また、新たな道を切り開いてきてパイオニアの方のお話を聞くことで、新しく企業に入られた研究者・医師が前例にとらわれることなく、自由な発想で高齢化や限りある医療資源などの課題を解決しつつ医療に貢献する道を歩んで行けるよう、2030年を目指して議論を深めたい。

【キーワード】
研究者、臨床医、キャリアパス、製薬業界

プログラムリード:向井 陽美

<座長>

玉田 寛医薬品開発能力促進機構

向井 陽美日本製薬医学会

<演者>

上野 太郎サスメド株式会社

鳥居 慎一バーミリオン・セラピューティックス株式会社 東京大学薬学系研究科

藤本 利夫湘南ヘルスイノベーションパーク

石堂 美和子株式会社AutoPhagyGo

玉田 寛医薬品開発能力促進機構

製薬医学メディカルアフェアーズ部会

『Beyond MSL – 2030年,MSLのあなたは?』

【背景・目的・内容】
2010年代、日本において多くの製薬企業でメディカルアフェアーズ(MA)が設置され、同時に多くのメディカル・サイエンス・リエゾン(MSL)が誕生した。2020年代に入り、本邦でもMSLという職種が定着してきた一方、MSLのキャリアパスがしばしば議論される課題となってきている。本セッションでは、MSLを経験後に他のポジションで活躍する方々を演者としてお招きし、ご自身の経験からMSLが他のポジションでも即戦力として活躍するために必要な知識や能力についてご教示いただく。

パネルディスカッションでは、MSL業務や研修を通じてMSLがキャリアアップをするために求められる能力をどのように身に付けていけばいいかについて、演者の経験などを通して議論し、現在のMSL人材が2030年に様々な領域で活躍していける未来に向けて共に考えたい。

【キーワード】
MSL、メディカルアフェアーズ、キャリアパス、人材育成

プログラムリード:八木 正典

<座長>

井上 陽一武田薬品工業株式会社

浜崎 泰成グラクソ・スミスクライン株式会社

<演者>

安藤 博司ジェンマブ株式会社

小寺 一平武田薬品工業株式会社

戸田 光俊ノバルティスファーマ株式会社 メディカル本部

製薬医学臨床開発部会

『臨床研究・治験における製薬企業への要望と課題』日本臨床試験学会共催

【背景】
GCP Renovation、臨床研究法の施行、生命・医学系倫理指針の改正を受け、治験や臨床研究を実施する現場では、製薬医学の関わりについて、これまでと異なる方法が求められている。

まず、利益相反管理や研究契約に基づく研究資金支払いが義務付けられ、種々問題点が発生しています。一方、臨床研究実施における公的資金は限界があり、医師主導治験や研究者主導臨床研究の実施においても製薬企業からの研究経費の支援も必要であり、製薬企業自体も自ら必要とするエビデンスデータの取得に苦慮しています。

また、日本における臨床試験規制の複雑さは、製造販売承認後の医薬品等の国際共同臨床試験への参加の際に、日本では医師主導治験のスキームでの実施が必要となったり、臨床研究法に基づき実施した場合には臨床試験データが適応拡大の薬事審査に使用できない等の課題も指摘されています。

さらに、「ドラッグ・ラグ」についても、中国や東南アジア諸国の治験実施体制の充実もあり、新薬承認審査に直接関わる国際共同治験に日本が参加できないといった課題も、新たなステージに入ったと言われています。

【目的】
国際共同治験やドラッグ・ラグも含めた治験・臨床研究における現状分析や課題について、製薬企業や研究代表者、研究事務局/AROのそれぞれの立場の意見を集約し、今後の製薬企業の関わり方について、皆で議論し、そのあるべき姿を提言します。

【内容】
上記の現状を踏まえ、治験や臨床研究を主体的に実施されている研究代表者や研究事務局/AROのそれぞれの立場から、現状の治験や臨床研究の問題点(臨床試験規制のみならず、資金や製薬企業との関わり)についてご発表いただき、今後の製薬企業との関わりについての方向性を議論したいと考えます。

【キーワード】
GCP Renovation、臨床研究法、生命・医学系倫理指針、製薬企業、利益相反

プログラムリード:吉田 浩輔、小居 秀紀

<座長>

吉田 浩輔株式会社リニカル

小居 秀紀国立精神・神経医療研究センター 病院 臨床研究・教育研修部門 情報管理・解析部

<演者>

藤原 恵一埼玉医科大学国際医療センター 婦人科腫瘍科

中村 健一国立がん研究センター中央病院 国際開発部門

黒田 純也京都府立医科大学大学院医学研究科血液内科学

<コメンテーター>

山本 晴子独立行政法人医薬品医療機器総合機構

『IT/AIによる医薬品価値向上』

【背景】
製薬企業はバイオテクノロジーをイノベーションの源泉としてきましたが、デジタルテクノロジーの導入による価値向上がすすみ、製薬企業の価値創造のあらゆる局面に影響を及ぼしています。ヘルスケアが治療から予防・予測に向かう動向と同様に、医薬品開発もデータと分析技術により予測することで優れた医薬創出に向かっています。

【目的】
AIのテクノロジーを医薬品の研究開発の活動に導入し、創薬と開発のスピード向上、さらに従来の疾病治療効果向上にとどまらない価値をもつ新規医薬品を開発し、質の高いヘルスケアを実現することを提言します。

【内容】
創薬、開発、診断におけるAI技術とその活用例を提示し、医薬品開発に情報技術を導入することで、医薬企業は健康向上の価値をこれまで以上に創造することを提言します。

創薬段階では生体分子と化合物群の結合親和性データや構造最適化の経験知データなど創薬研究における多面的なデータを広く集約されるようになりました。生体分子に対する化合物の親和性を予測し、自律的に分子設計を行い、新規化合物創出を飛躍的に推進しています。臨床開発段階においては臨床試験データベースに蓄積された症例を分析することで、症例組み入れや対照群のデータを予測するなど試験計画の実施可能性が向上しています。さらには試験薬群との比較も可能となっています。診断においても、画像診断装置やウェアラブル技術とAIを組み合わせることで、診断能力の大幅な向上や早期診断が実現しています。

放射線・内視鏡画像では腫瘍の存在診断に始まり、良悪性の質的診断や治療予測へ発展しています。また、低侵襲的に採取した血液から細胞や核酸を分析プログラムにかけ高精度・好感度のリキッドバイオプシーが開発対象となっています。

【キーワード】
AI、新規化合物創出、臨床試験最適化、自動診断

プログラムリード:上田 享司

<座長>

上田 享司メディデータ・ソリューションズ

岩本 和也日本製薬医学会

<演者>

角田 浩行中外製薬創薬基盤研究部

宮路 天平国立精神・神経医療研究センター 病院臨床研究・教育研修部門情報管理・解析部

三島 和夫秋田大学 大学院医学系研究科精神科学講座

Jacob AptekarMedidata Solutions

日本製薬医学会 公開講座シンポジウム

Asia-Pacific IFAPP session

<Chair>

Dr. Kyoko ImamuraJAPHMED

Dr. Taichi NakamuraJAPHMED

<Speaker>

Dr. Matt BritlandPresident, APPA

Dr. Victoria ElegantAPAC Region President, MAPS

Dr. Kotone MatsuyamaIFAPP

JAPhMed Medical Affairs Task Force Seminar

<座長>

未定

<演者>

未定

Next Generation Data and Technology Seminar ~Co-sponsored seminar~

<座長>

西馬 信一ブリストル・マイヤーズ・スクイブ株式会社

服部 雅優リアルワールドデータ株式会社

<演者>

服部 雅優リアルワールドデータ株式会社

田中 暁子DeSCヘルスケア株式会社

慶野 晋一株式会社JMDC

日本製薬医学会年次大会2022 学会直前ダイジェスト