第13回日本製薬医学会年次大会

大会長あいさつ

日本製薬医学会第13回年次大会の開催にあたって(第一報)

この度、日本製薬医学会第13回年次大会の開催を、2022年7月29日(金)・30日(土)の2日間、東京日本橋ライフサイエンスハブを会場として準備を進めております。

日本製薬医学会では、2009年に一般財団法人への移行後、2010年よりオープン参加型の年次大会を毎年開催し、製薬、医療機器およびその関連企業、アカデミア、規制当局および大学、医療機関、研究機関の第一線で活躍している当学会メンバーや各分野の専門家が参集し、臨床開発、製造販売後の有効性評価・安全性監視、メディカルアフェアーズ、製薬医学/医薬品開発教育訓練などに関して活発な議論を行って参りました。

今年度は、「製薬医学2030:展望と提言 ~医療が多様化するデジタル社会を迎えて~」をメインテーマと致しました。生命科学、デジタル技術の進歩とともに、医薬品は従来の低分子化合物からモノクローナル抗体、組み換えタンパク、ペプチド、核酸、細胞、遺伝子、医療機器とのコンビネーション製品など新しい技術やアイデアが製品化されて治療手段が多様化し、その開発プロセスも大きく様変わりしています。さらには、エビデンス創出やリスク管理でもデジタル技術が応用され、医療現場や薬局におけるコミュニケーション方法にも大きな変化が見られます。今後、医療の多様化と個別化が進み、予防/診断/治療が改善され、患者が参画する医療の実現が期待されます。2030年のライフサイエンスを取り巻く環境すなわちデジタル社会における製薬医学のあるべき姿及びその実現に向けての課題とアクションを議論し、本学会員のみならず広く関係するステークホルダーに対して、将来に向けた提言につながる年次大会になればと考えています。

現在、本学会のプログラム委員と各部会が協力し、日本製薬医学会だから実現できる魅力あるセッションを企画しています。プログラム案は本年会開催までに随時公開いたします。

今年の年次大会では、関連学会をはじめ各分野でこのような変化をけん引されている産官学の専門家の方々にご参加いただき、2030年を見据えて活発な議論、意見交換、情報共有していただく場として魅力ある大会を目指します。本大会が、会員ならびにご参加の皆様に満足いただけるよう、大会関係者一同、一丸となって準備を進めております。多数の皆様のご参加を心からお待ちしております。

2022年1月吉日
一般財団法人日本製薬医学会 第13回年次大会長
芹生 卓