第16回日本製薬医学会年次大会

大会長あいさつ

日本製薬医学会第16回年次大会の開催にあたって

2024年12月吉日
一般財団法人日本製薬医学会 第16回年次大会長
久我 敦

平素は日本製薬医学会の活動に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

この度、日本製薬医学会第16回年次大会を、2025年7月25日(金)と26日(土)の2日間、東京日本橋ライフサイエンスハブを会場とし、オンライン配信とのハイブリッドで開催する運びとなりました。

今年の年次大会のメインテーマは「みんなでつくる製薬医学の未来」です。新しい薬は病に苦しむ患者さまのニーズ、生命科学者のイノベーションによって生まれ、治験に関わる多くの人々の努力を経て、適切な規制当局の審査によって承認されます。承認以後もその薬の真の価値を知るためには臨床研究が欠かせませんし、安全性の検証には長い時間を要します。このように考えますと、製薬医学と呼ばれる医学の一領域はカバーする範囲が極めて広く、未来へ向けた進歩には多くの人々の力の結集が必要だ、と考えられます。

本大会では臨床開発、メディカルアフェアーズ、安全性、教育、IFAPP(国際製薬医学会)連携の各部門セッションでは分野の最先端でご活躍の方々にご登壇いただき、製薬医学の未来について、様々な視点から議論を深めていただきます。さらに特別講演として東京大学脳神経内科学教授戸田達史先生をお迎えし、先生の長年にわたる神経疾患に関する研究について存分にお話いただく予定です。

本学会員のみならず、広く製薬医学に関係する皆様のご参加をお待ちしております。