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記事紹介:第8回臨床腫瘍学会学術集会にて合同シンポジウム
2010年3月18日に開催されました、臨床腫瘍学会と日本製薬医学会との初の合同シンポジウム「シンポジウム2 がん薬物療法専門医合格者および腫瘍内科医のキャリアパスを考える」についての記事が日刊薬業2010年3月19日号に掲載されましたので、記事とともにご紹介申し上げます。
当日は会場に立ち見も出るほどの盛況となり、活発な討議がなされました。
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JAPhMed・芹生氏 国内製薬企業の医師数は平均10.1人
2010.03.19 日刊薬業
国内の製薬企業に社員として勤務する医師数は平均で10.1人であることが、日本製薬医学会(JAPhMed)メディカル・アフェアーズ部会の芹生卓氏が行った調査結果で明らかになった。
製薬企業では、今後も医師の需要は増大し、「サイエンス業務のリーダー」としての職務を期待している意見が多い傾向にあるという。調査結果は、東京都内で開催中の日本臨床腫瘍学会学術集会で18日に発表された。
調査は、国内の製薬企業17社(内資系企業5社、外資系企業12社)を対象に行われた。その結果、各製薬企業の総在籍医師数は最も多い企業で23人、少ない企業では1人と各社間でばらつきが見られ、平均で10.1人となった(該当企業名は非公表)。
また、全社員に占める社内医師の割合は、多い企業では1.22%、少ない企業では0.02%、平均は0.50%だった。芹生氏は「医師を正社員として採用することはほぼ当たり前の状況になっている」と説明した。
また、医師が関与する業務には企業間で大きな違いは見られないとしたものの、外資系企業では臨床開発部門で臨床開発戦略やプロトコルなどの立案・作成など、内資系企業では安全性情報管理部門でのリスクマネジメントプランや当局対応などの業務の関与が高い傾向にあるとした。
製薬企業が医師を採用する際に重要視している点としては、「医師時代の臨床経験」や「専門分野の医学知識」が多く、今後も安全性情報管理部門、メディカルアフェアーズ部門、臨床開発部門での増加が予測されているとした。
調査対象となった企業は、▽アボット ジャパン▽アステラス製薬▽アストラゼネカ▽万有製薬▽バイエル薬品▽ブリストル・マイヤーズ▽大日本住友製薬▽エーザイ▽日本イーライリリー▽グラクソ・スミスクライン▽ヤンセンファーマ▽ノボノルディスクファーマ▽ファイザー▽塩野義製薬▽武田薬品工業▽ユーシービージャパン▽ワイス(アルファベット順)。
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