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【プレスリリース】アストラゼネカの メディカルサイエンスリエゾン(MSL)認定制度に対する認証を発行
(左から)アストラゼネカ執行役員メディカル本部長 松尾 恭司氏、
アストラゼネカ代表取締役社長 ガブリエル・ベルチ氏、
JAPhMed役員メディカルアフェアーズ担当理事 岩本 和也
一般財団法人日本製薬医学会(The Japanese Association of Pharmaceutical Medicine:JAPhMed、理事長:今村恭子、以下日本製薬医学会)は、製薬企業のMSL社内認定制度に対する認証事業として、アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ガブリエル・ベルチ、以下アストラゼネカ)のMSL認定制度を審査した結果、2015年5月31日付で認証しました。
近年、海外では医薬品の市販後のエビデンス構築や、疾患・治療領域における高度な医学的・科学的情報の提供等を行う新しい職種としてメディカルサイエンスリエゾン(Medical Science Liaison:MSL、以下MSL)が注目されており、我が国においてもその部門を持つ製薬企業が急速に増加しています。しかし、MSLの活動の歴史は日本ではまだ浅く、その定義は様々で、いくつかの企業では独自のMSL認定制度を定めているものの、第三者の立場で評価する機関が存在していないのが現状です。日本製薬医学会は、医学的・倫理的なMSL活動の推進が急務であると考え、各社のMSL認定制度に対する外部評価としての認証活動(以下MSL認定制度認証事業)を開始しました。日本製薬医学会は、MSL認定制度認証事業に際して、販売促進活動からの独立性(コンプライアンス体制)、医学・科学性、教育体制の3つの観点からなる認証基準を作成し、書面・実地審査等を含めた認証プロセスを確立しました。今般、日本製薬医学会はアストラゼネカのMSL認定制度に対して、この認証プロセスに従って審査を行った結果、適正であると認め、2015年5月31日付で認証しました。認証書および審査報告書は、2015年6月10日、日本製薬医学会よりアストラゼネカに発行いたしました。
日本製薬医学会は、今後もMSL認定制度を持つ企業各社に対して認証申請を推進するとともに、現時点ではMSL認定制度を定めていない企業に対しても今後のMSL制度設計の相談に応じることで、我が国における適切なMSL活動の発展に貢献していきたいと考えています。詳細については https://japhmed.jp/msl/msl.html をご参照ください。
メディカルサイエンスリエゾン(Medical Scientific Liaison、MSL)について
医学・科学における高度な専門性、学術知識や学位を持ち、社外・社内において医学的・科学的な面から製品の適正使用の推進、製品価値の至適化などを支援する職種。プロモーション活動とは一線を引き、特に社外ではオピニオンリーダーや医学研究者などを訪問し,医学的・科学的な議論や学会活動などを通じて医学情報の伝達・入手を行っています。
一般財団法人日本製薬医学会について
一般財団法人日本製薬医学会は、医薬品の創薬から市販後管理に至るまでの幅広い領域における医学専門科目である製薬医学の普及啓発を責務として、産官学の各界で会員が活動しています。詳細については https://japhmed.jp/ をご参照ください。
アストラゼネカについて
アストラゼネカは、イノベーション志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、主に循環器、代謝、呼吸器、炎症、自己免疫、オンコロジー、感染症およびニューロサイエンスの領域において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細についてはhttp://www.astrazeneca.com にてご覧ください。
このプレスリリースに関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
日本製薬医学会事務局
メールアドレス:zymukyoku@japhmed.org