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医薬品開発人材育成セミナー(2019年6月15日開催)のご案内
薬品創生からエビデンス構築に係わるスペシャリストの育成について
―臨床研究プロジェクトマネジメント、メディカルサイエンスリエゾンに求められる人材育成についてー
【概要】
医薬品開発・育薬の現場では、臨床研究の高い品質データと効率的な運営が求められており、患者中心(Patient Centricity)の思考に基づく、医薬品開発およびエビデンス構築が必要とされています。さらに、社会における医薬品の位置づけとしてバリュー・ベースの評価に基づく判断が重視されるなど、製薬企業およびアカデミアにおいてスペシャリストの人材育成・教育研修にも新たな波が押し寄せています。
日本製薬医学会(JAPhMed)、PharmaTrain、国際製薬医学会(IFAPP)では、こうした時代の要請に対応する教育研修プログラムや認定制度を提供してきました。
JAPhMedではMA(Medical Affairs)部会において、日本企業におけるメディカルアフェアーズに求められる知識・人材のあり方を検討し、2014年よりMSL(Medical Science Liaison)制度認証事業を開始しており、既に数社において認定を行っています。また、PharmaTrainでは「PharmaTrain教育コース」として、製薬企業のみならずアカデミアや規制当局の人材育成について幅広い教育プログラムに基づき研修を行ってきました。さらに、IFAPPでは「医薬品開発専門家(SMD: Specialist in Medicines Development)プログラム」として、ヘルスケア産業に係るスペシャリストのコンピテンシーを作成し、2016年より日本とイタリアとでSMD認定を進めており、昨年、世界初の国際SMD認定者を日本から輩出いたしました。
今回のセミナーでは、今後期待されるスペシャリストについて、その要件や教育システムについて日本製薬医学会での取り組みをご紹介し、今後必要とされるスペシャリストの人材育成・教育研修について議論したいと考えています。
【プログラム】 総合司会 津田達志先生(東京大学/日本ACRP)
13:00-13:05 開会のご挨拶
今村恭子先生(東京大学/国際製薬医学会/日本製薬医学会)
第一部 基調講演
座長 吉田浩輔先生(株式会社リニカル/日本臨床試験学会)
13:05-14:15 基調講演
講師:東京大学大学院薬学系研究科
ITヘルスケア社会連携講座特任教授 今村恭子先生
演題:「モバイルヘルスやバーチャルスタディに見る患者参加型の次世代臨床開発」
第二部 シンポジウム
座長 東海康之先生(グラクソ・スミスクライン株式会社/EFPIA臨床部会)
小居秀紀先生(国立精神・神経医療研究センター/日本製薬医学会)
14:15-14:45 シンポジウム1
シンポジスト1:塩野義製薬株式会社メディカルアフェアーズ部 吉田真奈美先生
演題1:「SMD認定取得まで・そしてその後」
14:45-15:00 休憩(15分)
5:00-15:30 シンポジウム2
シンポジスト2:大阪大学医学部附属病院臨床研究センター特任教授/日本製薬医学会 岩崎幸司先生
演題2:「スペシャリストとしてのメディカルサイエンスリエゾン(MSL)人材の育成」
15:30-16:00 シンポジウム3
シンポジスト3:大阪大学生命機能研究科特任教授 中江文先生
演題3:「『PharmaTrain教育コース~PharmaTrain CoE認定された
医薬品開発人材育成プログラム』を受講して」
16:00-16:40パネルディスカッション
16:40-16:50 閉会のご挨拶
内田一郎先生(大阪大学/日本製薬医学会(2019年年次大会大会長))
【開催案内】
日時:2019年6月15日(土)午後1時開始~5時終了(12:30開場)
会場:東京大学本郷キャンパス薬学系研究科総合研究棟講堂(2 階)
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
http://www.ddi.u-tokyo.ac.jp/wp/wp-content/themes/ddi/doc/lecturehall_access_map
参加費:事前受付(6月12日午前8時まで)
日本製薬医学会会員3,000円、非会員5,000円
当日受付(6月12日午前8時以降~当日)
日本製薬医学会会員4,000円、非会員6,000円
登録サイト: http://ur0.link/vkIA
先: (一財)日本製薬医学会事務局(担当:鈴木)e-mail: zymukyoku@japhmed.org