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Report:MSL(メディカル・サイエンティフィック・リエゾン)に関するオープンセミナー
オープンセミナーの御報告でもご報告しましたが、当日の写真も含め投稿をいただきましたので、レポートを掲載いたします。
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8月3日にJAPhMed主催のMSL(メディカル・サイエンティフィック・リエゾン)に関するオープンセミナー「海外のメディカル・サイエンティフィック・リエゾンの活躍にみる新しいコミュニケーション」が都内で開催されました。約40名の報道陣とMSLが集まって盛会でした。
1. 開会の御挨拶とテーマの御紹介
日本製薬医学会理事長 今村恭子
2. 講演
演題1:メディカル・サイエンティフィック・リエゾンとは?
LOTUS(株)社長、前日本製薬医学医師連合会会長 高橋希人
演題2:UCBジャパンのメディカルアフェアーズ
UCBジャパン メディカルアフェアーズ本部本部長 笠茂公弘
3. 診療現場からのコメント
癌研有明病院化学療法科部長 畠清彦
4. フリー・ディスカッション
5. 閉会の御挨拶
日本製薬医学会理事長 今村恭子
MSLという言葉は、最近知られるようになってきましたがまだまだ認知度が低く、使われ方も会社によって異なります。まず高橋先生からMSLに関する一般的な紹介が行われました。歴史・背景に関する説明の後、MSLの要件としては高い専門性・コミュニケーション能力を持つ事が大事であり、現在欧米には数千人のMSLがおり、Marketingから独立して活動を行い、KOLとの関係を構築し、自主研究のサポートも行う、という内容でした。
続いて、笠茂先生からMSLの現状と問題点に関して講演があり、UCBジャパンでのMSL・メディカルアフェアーズの導入および現在の状況について、実例を交え説明されました。
そして畠先生から診療現場からのコメントということで、MR、MSLに対する意見、期待の言葉を頂きました。
フリーディスカッションでは、MSLの教育・育成に関しての質問やMSLの現状に関して議論があり、全体として、営業からの独立と科学専門性がポイントであり、MSLの職務については業界での周知徹底がまず今後の課題である、ということでまとまりました。