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Pharmaceutical Medicineについて


Pharmaceutical Medicine(製薬医学)


Kihito Takahashi
Banyu Pharmaceutical Co. Ltd., Tokyo, Japan
Japanese Association of Pharmaceutical Medicine, Tokyo, Japan
Drug Development in Japan
Opportunities and Challenges in Drug Development

[PDF形式]
(International Journal of Pharmaceutical Medicine 2007, Vol 21, No.5)


Kyoko Imamura
Japanese Association of Pharmaceutical Medicine, Tokyo, Japan
第4回 DIA総合ワークショップ
「国際共同開発と創薬育薬の推進を目指して-薬剤開発における教育・トレーニング-」
[PDF形式]
(我が国におけるPharmaceutical Medicine教育の現状-日本製薬医学医師連合会(JAPhMed)の活動-「臨床医薬24巻8号(8月)2008、699(3)-715(19)」)


ICPM2008開催情報 ⇒[PDF形式]



 この言葉は日本では余りなじみがないと思いますし、日本語訳も広く認められたものではありませんが、医薬品に関連する医学知識を統合し、医薬品をより安全に、またさらなる有効性を研究する領域です。

 すなわち臨床薬理学、臨床疫学、毒性学、生物統計、医薬品行政、規制等を包括する医学領域です。このPharmaceutical Medicineは欧米ではすでに医学の一専門領域として受け入れられつつあります。

 例えば英国では王立医学会(Royal Academy of Physicians)の下部組織としてBritish Association of Pharmaceutical Physicians(BrAPP:日本のJAPhMedに相当する組織)があり、この組織とは独立した組織によりPharmaceutical Medicine専門医としてのPharmaceutical Physicianが認定されております。他にもこのような専門医制度を取る国がいくつかあります。

 国別では最大の会員数である米国の組織、American Academy of Pharmaceutical Physician(AAPP)は専門医制度を取ってはおりませんが、FDA内の医師もこの会に参画しており、官民共同の組織となって Pharmaceutical Medicineの進歩発展に寄与しております。各国組織の活動状況の詳細はそれぞれ異なっておりますが、会員相互の交流を図ることにより医学の専門領域としてのPharmaceutical Medicineの進歩発展に貢献するということを基本にしております。

 また「JAPhMedの歩み」で紹介しましたIFAPPもグローバルにこのPharmaceutical Medicine, Pharmaceutical Physicianのカテゴリーを確立することを主要な活動の一つにあげております。



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