JAPhMed一般財団法人日本製薬医学会

私たちは医薬品開発に関連したさまざまな業務を通して、医療への貢献を目指しています。

製薬医学教育コース

国内の教育コース案内

我が国初の体系的開発教育の開講

日本製薬医学会は、PharmaTrainに基づいた我が国初の体系的な医薬品・医療機器の開発教育を提供しています。革新的医薬品・医療機器・再生医療の実用化で日本発医療イノベーションを実現するために、多くの方々の受講を期待しております。

参考資料: 2015年6月開催の教育シンポジウム発表資料より:教育コース2年間のあゆみPDF

CoE認証コース

2015年4月、2年制の本コースに対してPharmaTrain本部より監査の結果、アジアで初めてのCoE (Centre of Excellence)コースとして認証されました

教育コースの主催団体

主催:大阪大学大学院薬学研究科・薬学部
共催:一般財団法人日本製薬医学会

教育コースの特徴

1.国際的カリキュラム

このコースは国際開発時代の教育プログラムとして、EUのIMI(InnovativeMedicinesInitiative)における教育プロジェクトPharmaTrainの標準カリキュラムに準拠しており、履修実績はEU内外でPharmaTrainプロジェクトに参加する各国で認知されます(2014年までにEU全域で標準化、その後はアジアやアメリカにもグローバル化予定)。

2.大阪と東京で開講

大阪と東京のそれぞれのサイトから講師が担当科目を提供し、テレビ会議システムを通して各受講地区に配信されるため、受講しやすくなっています。一定の履修基準を満たした場合、修了証書や認定タイトルが発行されます。

3.勤務との両立

社会人受講生が勤務を継続しながら受講できるよう、土曜日中心の年間開催スケジュールとなっています。

4.実践的教育

創薬から市販後にいたる幅広い科目を履修し、事例研究をベースとした実践的教育を通して現場での即戦力となる実力養成を目指しています。

5.ネットワーク構築

年間教育による産官学からの講師と受講生の交流により、職場の域を超えた豊富な人脈の構築が期待されます。

コース修了後のスペシャリスト・タイトル取得について

PharmaTrain SMD (Specialist in Medicines Development)

2015年度より開始を予定しているPharmaTrainの新教育プログラムSMDでは、製薬医学の知識だけでなく、職場でのCompetency(実践能力)の評価に基づいた計画的な人材育成を目指しています。

このプログラムでは、Competencyを含めた評価が一定のレベルに達したと判断された場合に、Global PharmaTrain Certification Boardが国際的に認定するSMDというタイトルを授与します。

産官学のどの職場においても、また、医師であってもなくてもSMDプログラムへ登録申請することができます。 登録するには各国のNational PharmaTrain Certification Boardに申請し、登録資格(ライフサイエンス分野での教育履歴、職場で製薬医学業務に現在従事していること)の確認後に、職場の協力を得て初期評価を行い、人材育成計画を作成します。製薬医学教育コースでの履修実績に加えて、職場でのMentorとの定期的なフォローアップをNational Boardが評価し、目標に達した時点でGlobal BoardからSMDとしてのCertificationが発行されます。

詳しくは日本製薬医学会事務局までお問い合わせください。

海外のPharmaTrainコースが提供するタイトルへの申請

PharmaTrain認証を受けた海外各国のコース*が発行する各種のスペシャリスト・タイトル(主にDiploma)に応募する場合、事前に当該コースの事務局に確認のうえで、本製薬医学教育コースでの履修実績を教育履歴として提出することが可能です。具体的なタイトルの獲得プロセスや基準の詳細(入会条件、タイトル取得に必要な受講や受験、単位互換性、手数料等)についてはあらかじめ当該コースの事務局まで直接お問い合わせください。

*PharmaTrain認証コース一覧:http://www.pharmatrain.eu/trainingcentres/provider.php

履修後の証書・認定証の発行

受講生には達成度に応じて下記の修了証書または認定証が発行されます。

1)修了証書

1年間または2年間の受講を履修し、モジュール毎の試験および課題提出等の評価に基づく総合判定にて所定の到達基準を満たしたと判定された場合、PharmaTrainのCoE認証コースとして、一般財団法人日本製薬医学会より修了証書が授与されます(注:証書発行手数料が別途必要です)。

2)日本製薬医学認定医(または認定士)

2年間の受講修了後、日本製薬医学会の定める認定試験に合格した場合は、製薬医学認定医(医師以外の場合は製薬医学認定士)として一般財団法人日本製薬医学会より認定されます(注:証書発行手数料の他に、受験料・認定登録料が別途必要です)。
※このコースは大阪大学大学院薬学研究科・PRPコースの社会人受講生としての通年受講となり、要件に応じて大阪大学エクステンションとしての修了証書も発行されます。

製薬医学スカラーシップについて

日本製薬医学会では教育委員会が選考する受講生に給付型奨学金(製薬医学スカラーシップ)を支給しています。
受講申込者で奨学金の給付を希望する方は製薬医学スカラーシップ規程PDFに従って小論文を作成し、日本製薬医学会PharmaTrain 担当(pharmatrain@japhmed.org)へメールにて応募して下さい。募集の有無、支給対象となる人数や金額、受付期限など、該当年度の製薬医学スカラーシップについての質問は、日本製薬医学会PharmaTrain 担当(pharmatrain@japhmed.org)までメールにてご連絡下さい。

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