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記事紹介:生みの苦しみのバイオ医薬産業界

製薬医学に生きる医師 All About Pharmaceutical Medicine 第3回目がJapan Medicine MONTHLY 2010年10月号に、加藤先生の執筆による「生みの苦しみのバイオ医薬産業界」の一文が掲載されましたのでご紹介いたします。

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生みの苦しみのバイオ医薬産業界

 日経バイオテクという(2010年5月24日付)業界誌の記事によると、「世界主要国の医薬バイオ企業の収益総額が09年で初めて黒字化」、また、「米Genentech社の発足した1976年が医薬バイオ元年とすれば、実に33年目に"産業"としてやっと一人前」と、報道している。今回は、「創薬」、特にバイオ・テクノロジー系製薬企業の開発に勤務する医師として、「バイオ医薬品の創薬」の一端をご紹介したい。
 前述の記事によると、バイオ企業として一人歩きしているのは(経常利益黒字の意)、少数の米国企業(Amgen、著者の所属するBiogen ldec社など)だけで、他地域、すなわち、欧州、豪州、カナダ、日本などの企業のすべての収益を合わせても、ほぼ"ゼロ"という非常に厳しい産業である。おそらく、ほかの産業では30年以上かけても黒字化できない場合、まず退場であろう。それでも各国、特に最近はシンガポール、韓国、インド、中国などアジア諸国が、まさに先進各国への競争手段、"国策"として「バイオ産業」の育成を戦略・戦術として実施している感がある。
 今後、日本は民主党政権下、どのような戦略を取つていくのであろうか。

いまさらだけど「パイオ」つて?..................

 さて、そもそも「バイオ」とは何であろう? 恥ずかしいが、著者も医学部時代(25年以上も前になるが)を思い起こせば、「バイオ」とか「ゲノム」などという言葉自体、その当時「・・?」で、意味不明であった。内科学の教科書や、医局の先輩の日常会話にもあまり出てこない、"次世代の医療"程度の、実感のないイメージであった。

 「バイオ」の定義は、案外と複雑で、医薬品の規制当局(厚生労働省、欧米のFDA、EMA)によると、「バイオ医薬」を「生物学的製剤」「生物薬品(バイオテクノロジー応用医薬品/生物起源由来医薬品)」という範ちゅうで定義している。
 代表的なものとしては、▽モノクローナル抗体(抗TNFα 抗体 etc.)、分子標的薬▽ワクチン(微生物、DNA、腫瘍に対する)▽遺伝子組み換え医薬品(エリスロポエチン、血液凝固因子、インターフェロンetc.)▽ ヒト由来細胞・組織加工医薬品(乾燥硬膜、移植用骨組織など)▽体細胞治療(ES細胞、再生医療)▽遺伝子治療用医薬品―などがある。
 ところで、日本において「創薬」という造語が使われ始めたのは90年代からと言われているが、まさに21世紀は、「化学合成。天然物医薬品による創薬」から、バイオテクノロジーを応用した「バイオ・ゲノムによる創薬」の時代に入ったと言えるであろう。
 実際、医薬品世界売り上げランキングを見ても、2000年と07年を比較した場合、バイオ医薬品の占める割合は確実に増えており、今後も世界市場で順調に伸びていくことが推測される。Ranking2007.jpg ====================================================

 製薬医学に生きる医師 All About Pharmaceutical MedicineはJapanMedicine MONTHLYにて 、日本製薬医学会に所属する会員を中心として連載中です。

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